シバターの考える2019年のYoutuber戦略がめっちゃためになる!

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

Youtube

こんにちは!宮崎Webビジネススクール学長、タチバナです。

突然ですが皆さん、Youtube見てますか?

私はアラフォーですが、毎日欠かさず見てます。

好きなYoutuberは複数いるのですが、一番好きなのがシバターさんです。

シバター

いわゆる「モノ申す系Youtuber」というジャンルを発明した先駆者で、

Youtube界のご意見番のような存在です。

ピンでの活動以外にも、

ヒカルさん、ラファエルさんというYoutube界最強の曲者(褒めてます)と3人で

炎上軍というユニットも組んで活躍されています。

これまでの数々の炎上などから、怖いものなしに見えるヒカルさんやラファエルさんですが、

シバターさんとの過去の論戦では防戦気味だったこともあり、

敵に回したくないという思いから仲間に取り込んだのでは、と個人的には思っています。

そんな切れ者のシバターさんが公開した2019年1月18日現在で最新の動画が、

ビジネスやマーケティングを考えるうえで非常に勉強になりました。

【真実】日本1の炎上YouTuberが教える、食える動画の作り方

今回はビジネスを学ぶ上での優れた教材として、この動画について取り上げたいと思います。

まだ見ていない方はぜひ上のリンクから該当の動画を見てください。

元ネタははじめしゃちょーの動画

シバターさんも言及している通り、上記の動画ははじめしゃちょーさんの動画が元ネタです。

【必見】日本1のYouTuberが教える動画の作り方講座

私も見ましたが、

「タイトルは釣りで、後輩Youtuberをいじって1本撮ってみた、

なんなら後輩の知名度上がるといいな」くらいの感じの動画だなーと思いました。(笑)

シバターさんの動画を見ていてはじめしゃちょーの方を見ていない、という方は少ないでしょうが、もし未視聴なら一応見てみると良いかもです。(2倍速くらいで見ても良いかもです)

シバターが考えるこれからのYoutube戦略

戦略

それでは本題の、シバターさんの動画について記載します。

以下、動画内でのシバターさんのご意見です。簡単にまとめました。

前提として、成功しているYoutuberは「先行者利益」

はじめしゃちょーの動画に出てきたYoutuberは売れない。

「やってみた」系の企画はありきたりすぎる。

後輩に対してまともなアドバイスができないのは、はじめしゃちょーに面白い動画を作る才能も、実力も無いから。

実はそれは、ヒカキンやマホトなど、他のトップYoutuberも同様である。(シバター自身もそうだ)

ではなぜ今、成功しているのか。

理由は、Youtuber(競合)がいなかったころから始めていたからだ。

他に競合がいない時に、一番最初にやったから成功した。

興味を引くサムネやタイトルのつけ方など、細かい小手先のテクニックは本質ではない。

今、新人がヒカキンと同じことをしても売れない。他にも沢山いるから。

Youtuber

戦略1: 競合を避ける

では、これからYoutubeに参入する人はどうすれば成功するのか。

2つ答えがある。

一つ目は、「他の人と同じことをするな」。

2019年のYoutube市場。プロの芸人や芸能人も参入し競争は激化している。

「モノ申す系」、「チャレンジ系」、「ネタ系」など、売れているYoutuberと同じことはしない。

よほど面白いか、よほど編集が上手いか、よほどルックスが良いなど、ずば抜けたものが無い限り厳しい。

他の人が誰も掘っていない鉱脈を探せ。

例:魚を捌く、きのこやたけのこを掘る。毎日タヌキを撃つなど狩猟する。

シバターが個人的に良いと考えているのは、ゴルフ。

市場自体にポテンシャルがある程度あり、企業からのPR案件もあるものが良い。

ゴルフと聞いてパッと思いつくYoutuberもいない。

こういった隙間産業、ニッチを狙うのが1つ目の戦略。

競合が多い市場で戦うのは得策ではない。

レッドオーシャンを避け、ブルーオーシャンを探す。

戦略2: 無い需要を作る

2019年、増えてくると思われるスタイル。

本来は需要が無かったのに、自分たちで需要を作り出す。

シバターが例に挙げたのは2つのYoutuber。

ウマヅラビデオ(都市伝説を話すYoutuber)

例えば「人類は宇宙で出産することができるのか!」という動画。

人は本来、「都市伝説を聞きたい」なんて思っていないが、興味を引くタイトルやサムネで聞きたいと思わせてしまう。

「言われてみると興味ある」のがミソ。

綾人サロン(車に関する豆知識のトーク系Youtuber)

例えば、以下のような動画。

「5000万円の車が迎えに来るホテルがある」

「スタッドレスタイヤが雪道ですべらない理由」

車に興味が無い人でも、こちらも言われてみるとちょっと気になる。

2019年の方向性

2019年は上で紹介したような「無かった需要を作り出す系」のYoutuberが増えてくると予想している。

また、毎年必ず突然変異のようなスターYoutuberが誕生する。

去年2018年はレペゼン地球、2017年は東海オンエア。

スターYoutuberのなり方は分からない、俺(シバター)もスターじゃないから。

ただ、売れている人のまねっこじゃ売れない。

戦略とロジックを持った実力のあるYoutuberのみが上がってくる。

個人的には「大人向けのコンテンツが流行る」と予想

大人が楽しむエンタメ

いかがでしたか?私たちのような副業でネットビジネスを始めたような人間にもとても分かりやすいですよね。

私タチバナが以前ツイートした「気まぐれクック」さんも同じく、無い需要を作り出したYoutuberですよね。

もちろん、シバターさんが動画の中で仰っているような考え方は、特別珍しい視点ではないとは思います。

ですが、一見エンタメ的で幼稚な印象を持たれているYoutube界で、

ここまでビジネス的にとらえて日々研究されているシバターさんは素晴らしいと思います。

また、「元ネタは他人の動画」というところもビジネスモデルとして良いですよね。

他人のコンテンツを自分のコンテンツに転換し、新たな価値を生んでいます。

また、こうやって私のようなアラフォーが喜んでいることからも実証されていますが、

個人的には今後のYoutubeは大人向けのコンテンツが流行ると思っています。

これなんて私の大好きな動画です。

「誰かが本当に買います!ヒカラファがシバターにベンツのゲレンデ(1800万円)を買わせようとした結果…」

40分もありますし、変顔や大げさなアクションで笑わせるような動画でもないですし、何より1,800万円の買い物というのが大人向け!

まぁ、上の動画は20代後半や30代向けかもしれませんが、

もっと単純に、対象年齢を上げた「おっさんYoutuber」や「老人Youtuber」が出てきてもいいのでは、と思います。

定年退職した俳句が趣味の方が、毎日一句考えつくまでを動画にする、とか。(あんまり面白くないかな。。。)

考えていたら楽しくなってきました。私もYoutube始めようかな…。(笑)

Youtube単体でのマネタイズは難しそうですが、

集客装置(流入経路)や情報発信、ブランディングの場としての機能は大きそうです。

おっと、とりとめがなくなってきたので、この辺で。。。

以上、「シバターさんのYoutube戦略がためになった」という記事でした!

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コメント

  1. もの より:

    私もyoutubeを見ていますが、確かに今のtopyoutuberは先行者利益ですね。
    為になる記事ありがとうございます!!

    • Tachibana より:

      >もの様
      温かいコメントありがとうございます!

      シバターさんの考えが素晴らしいんですよね。
      伊達に数年間トップを走ってないなーと感心します。

      今後もぜひウチのブログに遊びに来てくださいませ!